29日、NTTドコモは「FOMA」「iモード」を2026年3月31日に終了すると発表。
4Gや5Gによりガラケーがついに無くなるということですね…
この決定により、FOMA利用者のスマホへの移行が進むため、12月から順次ドコモショップのサービス内容の見直しを図るということですが
変更点などを見ていきたいと思います。
ドコモ FOMA iモード 終了でガラケーがなくなる
NTTドコモは、4Gの普及によるFOMAの契約数減少と、5Gに向けたサービス充実のため、
FOMAとiモードを2026年3月31日に終了することとなりました。
- FOMA(第3世代移動通信方式)は、2001年10月にサービスを開始。当時384kbps。
- iモード(携帯電話からネットやメールを利用できるサービス)は、1999年2月にサービスを開始。当時9600bps。
- 4G(第4世代通信方式)
- 5G(第5世代普及方式)2020年春開始予定
FOMAとiモードの新規受付は9月30日で既に終了しています。
「FOMAデータプラン」と「ユビキタスプラン」は2020年3月31日で新規受付を終了するということです。
「iチャネル」「iコンシェル」などのサービス終了時期はまだ決まっていないもよう。
追記:FOMAの契約数は、ドコモの携帯電話サービス契約数全体の約26%を占めているということ。
この数字は携帯端末以外も含んでいて、携帯端末で考えると18%くらいと思われます。
ドコモはこれらのユーザーを4Gの「ギガホ」「ギガライト」やその先の5Gに移行させなければならないため、
60歳以上の通話料金を割り引く「おしゃべり割60」や、
乗り換えを促進する「初めてスマホ購入サポート」も新たに発表ということです。
ガラケーユーザーは思ったより多いですね。…私もその1人ですが、
ガラケーの安いプランからスマホに移行すると、料金はかなり上がってしまいますね。
ドコモ FOMA iモード 終了でガラケーからスマホへ / 予約枠拡大と初期サポート有料化
FOMAからスマホへの切り替えのため、12月から順次ドコモショップのサービス内容の見直しを図るということでしたが、
簡単に言うと
- 来店予約枠を増やすようにする
- 初期設定サポートを一部有料にする
ということのようです。
ドコモによると、現在ドコモショップは全国に約2300店舗あり、1043店舗が「来店予約拡大店舗」となっているようです。
「来店予約拡大店舗」では、通常の店舗より来店予約枠を多めに設定して、事前予約で来店する客を優先的に案内しているということ。
これが店頭での手続き時間の短縮に一定の効果を発揮しているといいますが、実際はそう感じていないお客さんが多いような気がします。
2020年3月までに、ドコモでは来店予約拡大店舗を現在の1043店舗から1500店舗まで拡大するそうです。
予約はネットの他に、電話でも受け付けるということ。
また、初期設定については、現在、店舗ごとに端末やアプリの初期設定をサポートしているということですが、
12月1日から全店舗でその内容を統一して、一部を有料(1回3000円)で提供するということでした。
ドコモ FOMA iモード 終了 / プログラミング教室の開講 / WEB手続きの拡大
プログラミング教室の開講
2020年度から小学校において「プログラミング教育」が必修化されることを受けて、
ドコモショップで開催されている「ドコモスマホ教室」に「プログラミング教室」が追加されるという。
ドコモが参画するプログラミング教育サービス「embot」を活用し、前7回のカリキュラムとのこと。
1回目は体験版で無料で誰でも参加でき、2回目以降は「実践編」となり1回につき3000円の受講料がかかる。
さらに、embotの購入も必要となる。
現在18店舗で無料版が開講されていて、2020年2月から有料版が順じ開講されるそうです。
2020年度中には全国のドコモショップで受講できるようになるらしい。
WEB手続きの拡充
「My docomo」や「ドコモオンラインショップ」などのネット手続きについても強化をすすめるということですが、
相変わらず解約手続きは店舗でしかできないようです。
格安スマホなど(MVNO)はネットでの解約ができるのですが、大手キャリア(MNO)では来店しないとできないのが現状。
他と同様、来店せずに解約することができれば、店頭での混雑が減るのではないかという声が挙がっているようです。