ロックバンド「すかんち」のドクター田中さん(キーボード担当)が亡くなったとの報告がありました。
ボーカルのROLLYさんが29日、公式ホームページで発表。
また自身のツイッターでは追悼メッセージを綴っています。
ドクター田中 死去「すかんち」キーボード / ROLLY公式ホームページで発表
すかんちのROLLYさんは、公式ホームページの10月29日のお知らせ欄に、
ドクター田中さん(キーボード担当)が亡くなったことを田中さんの写真と共に投稿。
お知らせ
すかんちのメンバー、ドクター田中こと、田中尚人氏が
先週、57歳という若さで永眠されました。
これまで応援してくださった皆様、ありがとうございました。
謹んでお悔み申し上げますと共に、故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ドクター田中 死去「すかんち」キーボード / ROLLYツイッターで追悼
ROLLYさんは自身のツイッターにドクター田中さんへの追悼を投稿されました。
大切な仲間が又別次元に旅立った。「すかんち」にとってドクター田中は無くてはならぬトリックスターで、心から愛すべき奇妙な人でした。彼と演奏する事の出来ない寂しさを未だ受け入れがたいですが、独特な美意識でドラマチックに人生を生き抜いた彼は永遠に皆の中で怪しい光を放ち続けるのです。合掌 https://t.co/Qf7zZdWiVj
— ROLLY(寺西一雄)本人 (@RollyBocchan) October 29, 2019
すかんちは1990年「恋のTKO」でメジャーデビュー。
「恋のマジックポーション」「恋のミラクルサマー」が「ダウンダウンのごっつええ感じ」テーマ曲に使われ注目されました。
ROLLYさんは、タレントとしても活動。
個性的なキャラクターで毎回のようにテレビでお見かけしてました。
バンドは1996年解散。
2006年以降断続的に活動が継続されていました。
2014年6月、体調を崩して入院中の小山文明さん(キーボード担当)が死去。
2009年にベース担当のShima-changさんが頭部を強打し、脳挫傷・脳内出血の重傷を負ったことにより、現在もリハビリを行っているということです。
すかんちの魅力
ネットでのコメントの中には、すかんちの魅力についての投稿がたくさんありました。少しご紹介したいと思います。
「すかんちは生で観れたのは1回だけだけど、ホントにいいバンド。
ローリーの扱いのせいでコミックバンドみたいに思われてるけど曲は凄くいいし演奏だって上手いのよ。」
「恋のT.K.O.」のコーラスとか
「涙…」シリーズのヴォーカルとか
パワフルで瑞々しくてキラキラした
高音の声が今でも耳に残っています。
元気いっぱいで楽しくてお茶目で…
すかんちにはそんなイメージが強いので、
青春って本当に過ぎていくものなんだな…と
実感して寂しいです。
「すかんちはコミカルなイメージだったけど
異常に上手いバンドだったと思う。
イベントでビジュアル系全盛時代で
LUNASEAとかラルクのyukihiroがいた
ダイインクライズとかの後に出て来て
音が出た瞬間から音作りもテクニックも
レベルが違ってて、驚いたなあ。」
ドクター田中 死去「すかんち」キーボード / ネットでの声
57歳という若さ。死因は明らかにされていませんが、今回の訃報には驚いた方が多いようです。たくさんのメッセージが寄せられています。
「すかんちの青春的要素やパワフルなコーラスはドクターの力あってこそ
後期の文明さん時代のド派手なキーボードも良かったけどドクター脱退で失ったものは多かったように思う
その二人とも若くして亡くなってしまった 悲しい」
「先月名古屋のコンサートで久々に「恋のマジックポーション」をROLLYが披露したので最近車の中でよくすかんちを聞いていただけに残念な記事です。
小川文明氏といい、しまちゃんといい、Xjapan級の不幸バンドやな。
どっちのバンドも思い入れがあるのでさみしい限りだ。」
「とても残念なニュースですね、、、。すかんち大好きでしたよ。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。」
「先週だったか
伊集院のラジオにローリーがでてて
健康は大事、って言ってたそばから・・・
メンバーのことは、少し濁していたから
すでに覚悟はしていたのかな
ご冥福をお祈りします」
「shima-changの一件もショックやったけど、今回も辛いな。すかんちの音楽は永遠に色褪せんよ。合掌。」
ご冥福をお祈りします。