視聴率に悩む大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(NHK日曜夜8時:再放送土曜昼1時5分)。
「いだてん」といえばピエール瀧さん(52)がコカイン摂取で麻薬取締法違反容疑で逮捕され、俳優の三宅弘城さん(51)代役で取り直しがありました。
先月、チュートリアルの徳井義実(44)さんが申告漏れなどの問題で活動自粛となったことでさらなる追い打ちをかけ、
11月3日放送分から最終話まで出演予定だった徳井さんの出演をどうするのかが話題となっていました。
徳井さん演じる日本女子バレー監督は重要な役であったため、NHKは再編集して放送することを決定。
3日の番組冒頭その旨をテロップで14秒間放送しました。
そのことで賛否が分かれているということなのですが、内容や世間の反響について見て行きたいと思います。
いだてん テロップ 賛否:テロップや番組の内容は?
3日に放送された「いだてん」の番組冒頭、
「大河ドラマ「いだてん」は
10月1日に全ての収録を終了しています
徳井義実さん演じる
日本女子バレーボールの大松博文監督を描くシーンについては
編集などでできるだけ配慮をして放送いたします。」
と、黒い画面に白い文字で書かれたテロップが14秒流れました。
第41回「おれについてこい!」のあらすじ動画はこちら(公式サイト)
徳井さんが演じるのは、バレーボール女子に金メダルをもたらした日本代表大松博文監督。
大会組織委員会が東京大会の競技を検討する中、田畑政治(阿部サダヲさん)が女子バレーボールチームの視察に訪れた場面で登場。
大松博文監督は、「鬼の大松」として厳しい指導者として描かれていて、
女子チームのキャプテン河西昌枝を演じた安藤サクラさんと、ここからクライマックスに欠かせない重要なシーンがあるということです。
今回、徳井さんは開始約7分から1分ほど登場。
その後もたびたび姿が映り、合計4分半ほどの出演だったということです。
いだてん テロップ 賛否:2日に公式サイトでも表示
大河ドラマ「いだてん」第41回の放送内容・時間についてhttps://t.co/2ve0UUJF2y
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年11月2日
徳井さんの問題を受けて、NHKは2日に公式サイトでも次のように、視聴者への理解を求めるコメントを出していました。
すでに発表されている通り、NHKではチュートリアルの徳井義実さんが設立した会社が、東京国税局から申告漏れを指摘された問題を受け、徳井さんについて、新たな出演・収録を見合わせることにしました。
大河ドラマ「いだてん」につきましては、10月1日に全編の収録が終了し、撮り直しができない状況にあるため、徳井さんのシーンを中心に、再編集して放送いたします。
徳井さんが演じる大松博文監督は、1964年の東京オリンピックで、東洋の魔女と呼ばれた日本女子バレーボールチームを率い、金メダルを獲得しました。その活躍ぶりは「いだてん」で欠かすことのできない物語のひとつでした。再編集にあたっては、視聴者のみなさまに満足していただけるよう、ドラマ全体の流れを損なわないことにもできる限りの配慮をいたしました。その結果、11月3日(日)放送予定の第41回は、通常43分の放送時間が42分となります。ご理解を賜りますようお願いいたします。引き続き、「いだてん」を何卒よろしくお願いいたします。
いだてん テロップ 賛否:視聴者やネットの反響は?
いだてんのテロップに賛否ということですが、実際、視聴者やネットでの反響はどうなのでしょうか?
「まぁ全部の出演箇所を消すのは無理でしょうし編集者の方々はお疲れ様でした。
事前に撮影したVは事案に対してのテロップを流せば問題はないかと!
徳井氏の犯した罪は重いものですが、ただでさえ迷惑を被ってるテレビ局などはできる範囲の対応はしてるのだから連続ドラマに多少映り込んでもよくないでしょうか?
単発番組はお蔵入りでも仕方ないけど。」
「ピエール瀧のハリマヤは、録り直していましたものね。本当に大変だったことと思います。事前に調べるべきという意見ありますが、限度があるので、製作側に問題はないかと。テロップ流したこの対応で充分では。
そんなこなど、忘れてしまうぐらいドラマ自体がおもしろくなってきています。
年末まで、あと何回見れるのでしょうか。
楽しみです。」
「ドラマも撮り終えてセットも壊した後だと聞きました。
それを知れば、
たった2分出ただけでそんなに文句も言えないでしょう。
時間の無い中よく頑張ったスタッフさんを称えたいです。」
「徳井さんのいだてん出演が気に食わないと言う人は、ちゃんといだてん観てない人がほとんどなのでは…」
「面白かったよ、別に気にもならない。
個人的なことは自分でオトシマエ付ければいいことだと思いますがね。」
「大松監督の家族の人なんかは楽しみにしてただろうし、安藤サクラさんなどの出演部分にも影響がありそう。
被害者のいる犯罪を犯したわけでもないし、本人の謹慎や新規出演の辞退は仕方ないとしても、撮影済みのドラマはそのまま流して問題ないと思う。」
テロップの賛否、いうことでしたが、テロップに対して批判的なコメントはあまりないようです。
「いだてん」は視聴率が低迷していたとは言え、楽しみに見ている方もいますし、徳井さん1人の行動がこのような視聴者や、共演者、スタッフの方にどれだけ迷惑をかけたかということが問題となっていて、
今回のNHKの一連の対応には、みなさん納得だと思いますし番組スタッフの方にはお疲れ様という声が多いと思います。
ここから最終話まで盛り上がるところなので、編集なしでもいいのでは?と個人的には思います。