犬や猫などのペットたちと触れ合うと、気持ちが癒されますよね。
その「癒し」は、高齢者の認知症予防効果にも期待できるそうです。
70代の私の両親は犬を飼っていますが、きっかけは犬好きの母親によるものです。
娘たち(私たち)が自立して家を出た後、寂しさを紛らわしてくれるそうでとても可愛がっています。
しかし、犬も人間も年老いていきます。
我が家は人間と犬の「老い」も同時に来てしまったようで、お世話がなかなか大変なようです…。
高齢者にペットがもたらす癒しの効果と、犬を飼うことによる負担を、私の経験をふまえてお伝えしますね。
ペットと高齢者が楽しく安全に暮らすためにはどうしたら良いのか、ぜひ参考にしてみてください。
高齢者にペットがもたらす効果は良いことばかり
私の母親は犬好きなので、過去に2回犬を飼っていました。
2匹目は両親が高齢にさしかかった時です。
マンションで小型犬のジャックラッセルテリアを飼っています。
ジャックはキツネ狩りの猟犬なので、その身体能力は非常に高く、とても活発です。
とてもヤンチャでよく吠えるので、ご近所迷惑にならないように必死に訓練していました。
そんなダメワンちゃんっぷりも可愛くてしょうがなかったみたいですが…。
1日2回の散歩や、餌やりなど毎日かいがいしくお世話をしていました。
犬の散歩中に、たくさんの犬友も作っていましたよ。
ここだけの話ですが(笑)、タレントの照英さんや八千草薫さんともお話しを交わすこともあったようで、照英さんに「孫が生まれた時に、その赤ちゃんのヨダレなど匂いがついたハンカチをワンちゃんに嗅がせて慣らすといいですよ」とアドバイスをいただいたようです。
両親にとって、毎日生活を送る上で犬が癒しとなり、新しい出会いも増え、犬を飼うことが生きがいになっていたのかもしれません。
散歩をすることも自然と触れ合うことができますし、何より健康的ですよね。
「アニマルセラピー」という言葉があるように、動物と触れ合うことで、精神的にも身体的にも健康に導くことを目的としています。
高齢者施設では、アニマルセラピーとして、動物を連れて行くことがあります。
犬やねこなどと触れ合うと、「オキシトシン」という幸せホルモンが人間の体内に分泌されるので、認知症の高齢者の治療の役割をになっているそうです。
直接触れるだけでなく、そばにいるだけでも効果はあるそうですよ。
70代で犬を飼うことのデメリットは?
このように、良いことがたくさんありそうな高齢者とペットですが、やはりお互いに年をとります。
70代で犬を飼うことのデメリットは、お世話がだんだんと難しくなることです。
私の両親も高齢で持病があるので、元気でピンピンしている、というわけではありません。
驚いたことに、急に犬が年老いてしまい介護が必要になってしまいました。
両親も自分たちの生活で精一杯なのに、飼い犬の介護や度重なる通院でクタクタになっているようです。
手術代や薬代も人間並に高額だとか…。
私も、なかなか会いに行って手伝いをすることができないのがもどかしいです。
飼い犬の病気を我が子のように心配している両親の話を聞くと、いくら「老い」とはいえ、なんとも言えない気持ちになります。
高齢者でペットを飼いたいなら
両親は、災害が発生した際のペットと一緒の避難生活についても準備をしているようです。
考えるだけで恐ろしいですが、必要なことですよね。
高齢者でペットを飼いたいと考えているなら、もしもの時の備え(災害・自分に何かあった時・ペットに何かあった時)を必ずしましょう。
災害時の備え
- ペット防災用品を揃える
- 避難場所の確認
この2つだけでも確認しておくと、心がまえも違うのではないでしょうか。
お世話ができなくなった時の預け先を!
自分や配偶者が高齢になり、寝たきりや介護が必要になったときは、不安でとても困ります。
常日頃からの準備が必要になると思います。
- ペット保険の加入・・診療費は自由診療で全額自己負担です
- 頼りになるかかりつけの動物病院を探しておく
- 自分が入院したときの預け先の確保・・入院期間が長くなるとホテル代もかさむので、資金の準備もお忘れなく
- ペットの世話ができなくなった場合の支援サービスやサポート、高齢者施設があるか確認
事前の準備は大変かもしれませんが、いざという時のため、困らないために、ぜひ準備をしておきましょう!
高齢になってからペットを飼うということは、決してダメというわけではありません。
しかし、必ずやってくる体の衰えや病気などにも対応できるようにしておくことと、自分の体に負担のない種類の動物を飼うことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?
言葉は通じなくても、ペットのしぐさや行動はとても可愛くて、お世話をしたり、可愛いと思う気持ちが芽生えたり、精神的に安定するそうです。
ただ、高齢者がペットを飼う場合は、メリットばかりに目を向けず、デメリットにもきちんと対応できるかどうか十分に検討してから飼うようにしましょう。
ペットとの絆を深めて豊かな老後が遅れると良いですね。
お読みいただきありがとうございました。
\ 健康志向の飼い主さんに /
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