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幼児の英語教育は無駄なのか?わが子に感じた英語教室の効果とは?

幼児の英語教育は無駄なのか?我が子に感じた英語教室の効果とは? 子育て

英語は早いうちから習わせた方が良いという話は、誰でも一度は聞いたことがあると思います。

でも、本当なの?

確かに子供は覚えが早いけど、幼いうちの記憶って、その後すぐに忘れちゃうんじゃない?

せっかく覚えても、忘れてしまうのなら結局無駄になる?そうお悩みのあなた!

保育園で英会話レッスンを受けていた我が子が小学4年生になった現在、当時を振り返った私が思う結論は「幼児の英語教育は無駄ではない」です!

人種の多様性を理解できたり、英語に対する苦手意識がなくなるからです。

私なりの考え、英語教室の効果についてお話しします。

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幼児が英語教室で学ぶことの効果は?

幼児の英語教室では、外国人の先生と触れ合うことにより人種の多様性を理解できる、というのが一番の効果です。

土地柄や時代にもよるかもしれませんが、私の幼少期は、外国の方とコミュニケーションを取るどころか、外国の方を見かける事さえあまりありませんでした。

接したことがないため、失礼ながら少し怖い印象さえあり、稀に街中に外国の方がいらっしゃると、すれ違うだけでドキドキしていました。

中学生になり英語の授業が始まりましたが、授業でALT(外国語指導助手)の先生と触れ合う機会があっても、どう接して良いのか分からず、緊張していたのを覚えています。

馴染みがないので、英語も何となく取っ付きにくい…。

発音なんて、片言どころではないいわゆる「ローマ字読み」。

大人になると、海外旅行等も経験し、今では外国の方に対して“怖い”という感覚はありませんが、自分の英会話スキルには全く自信がなく、日本人によくある“Rの発音が苦手”という状態です…。

外国人の先生と触れあえる

現在、幼児向けの英語教室は、発音重視の観点からネイティブの先生であることが多いと思います。

そして、幼児向け特有の歌やゲーム等を取り入れた「楽しく学ぶ」というスタイルのスクールがほとんどではないでしょうか。

耳で発音を覚えられるというメリットもあるかも知れませんが、それ以上に、「外国の方も普通の人間」と幼いうちから感じられた事が一番のメリットだと思います。

幼少期は、意思疎通が困難ゆえの苦手意識があまりありません。

そんな感覚で外国の方と触れ合う事で、すんなり相手を受け入れられる。

良い意味で“外国人だから何?”という感覚で、日本人と分け隔てなく接した経験。

成長後も“外国人は苦手”という意識が生まれにくく、国籍による差別的な感覚も生まれにくいのではないかと思います。

また、英語への取っ付きやすさも出てくるのではないでしょうか。

幼いうちに外国人の先生と触れ合う事で、人種の多様性を理解出来る、また、英語を身近に感じることが出来るという点がとても大きな効果だと思います。

実際、娘は街中で外国の方とすれ違っても、全くの無反応です。

娘の中で、外国人が特別な存在では無いということの表れでしょう。

幼児に英語を習ってもその後忘れちゃうなら無駄?

「耳で発音を覚えるから、早いうちが良い!」

幼児向け英会話スクールの誘い文句で良く使われる表現ですよね。

幼いうちは覚えも早く、スペルに囚われず聞いたままの発音で覚えるというのは本当だと思います。

ただ、ずっとそれを覚えているかというと、少し疑問も感じます。

子供は覚えるのも早いですが、日々新しい情報が入ってくる状態…忘れるのも早いです。

英語をやめたら、その後はきっと忘れてしまうでしょう。

では、幼児で英語を習っても無駄なのでしょうか?

楽しい記憶は残っている

現在、小学校で外国語の授業が始まるのは小学3年生からです。

保育園で英会話レッスンを受けていたものの、約2年ぶりに外国語を学習した娘は、単語等はあまり覚えていませんでした。

ただ、英語に関して「保育園で習っていた!」という記憶は残っています。

そのため「英語は楽しく学習していたもの!難しいものではない!」という感覚で、特に抵抗感もなく外国語の授業を楽しんでいる様です。

私は、この“楽しめる”という感覚が、学習の上で一番重要だと思います。

楽しくなかったら、その教科を嫌いになり、苦手教科になる可能性も大きいからです。

単語や発音は覚えていなくても、学習しなおせば、すぐにまた身に就く年齢です。

学習という面では、授業で取り入れられる小学3年生からでも英語は遅くないでしょう。

娘が外国語の授業を楽しめている事からも、幼児期に英語教育を受けていたことは無駄じゃなかったと言えます。

幼児の英語教育は無駄なのか? まとめ

幼児期の英語教育は、「英語の学習」というよりも、「人種の多様性を理解できる」「英語に対する苦手意識を持たせない」という効果が大きいと思います。

そして、その効果は、私の中で「英語の学習」よりも、とても有意義なことです。

学習内容は忘れてしまう可能性がありますが、身に付けた感覚・思考の様なものは、割と成長後も残り、それが間接的に良い効果をもたらすと思います。

習い事に限らず、出来るだけ色々な経験をさせると、その分子供は沢山の事を吸収してくれます。

仕事や家事に追われて、親は一息つく暇もない子育て期間ですが、何か経験させようか迷われた時は、出来るだけ経験させてあげる事をおすすめいたします。

その経験が、時を経て良い効果をもたらす事も多いのです。

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