土鍋でおでんが焦げるのは、鍋に対して具材が多すぎることが(汁が少ない)、一番多い理由でしょう。
他には、火が強い場合ももちろん焦げますね。
弱火でも、煮込みすぎると焦げる可能性があります。
(煮込み時間の平均は約3時間とも言われているそうです)
おでんが焦げない方法は、食材が鍋の底で動けるくらいにすることや、火加減に注意すること。
沸騰させないのも、焦げない方法や美味しさのためのポイントとなりそうです。
くわしくご紹介します。
土鍋のおでんが焦げるのは具が多いから?
土鍋でおでんを作った時に底が焦げるのは、具材を入れ過ぎてしまったことや、強い火力で加熱してしまったことが考えられます。
(もちろん、土鍋以外の場合もです)
具材がギュウギュウに詰められていると、土鍋の底に具材が押し付けられてしまい、下にある大根などが焦げてしまいます。
強い火力で加熱されていると、より焦げやすくなってしまうんですよ。
弱火でも、底の具材が動けないような状態で長時間煮ると焦げるでしょう。
残念ながら、焦げたおでんを復活させるのは難しいと思います。
おでんに限らず、あの焦げ臭いにおいってどうしても消えないですよね…。
少しだけなら、味付けを濃くしたりしてごまかせるかもしれません。
おでんが焦げない方法は?
お伝えしたとおりで、おでんが焦げるのは、鍋に対して具が多すぎることが主な理由です。
焦げない方法は、鍋を大きくするか、具材を減らすなどして詰め込まないようにすることです。
おでんって、具材が大きいし、何種類か入れようと思うとあっという間にお鍋いっぱいになっちゃいますよね。
材料を減らせないなら、土鍋以外で作ってみてはどうでしょうか。
わが家も全然入りきらないので(おでんは10人分くらい作るため)、大きな鍋(普通のステンレス)2つで作っています。
焦げた記憶はほとんどありません。
また、汁が少ない場合も焦げると思うので、煮汁はたっぷりで。
大根など、お鍋の底にある食材が動けるようにしましょう。
途中でかき混ぜるのって難しいですが(特に、土鍋は重たいのでゆすれないですし)、鍋に対して具が多かったり汁が少なかった場合、崩れない程度に具をやさしく動かすと焦げないかもしれないですね。
おでんの煮込み時間の平均は?
紀文の公式サイトによると、おでんの煮込み時間の平均は約3時間!
煮込み時間ということは、下茹での時間は別ですよね。
結構長いですね。
味が染みた、おいし~いおでんを作りたい!という気持ちから、長時間がんばって煮ているんですね。
ネットで煮込み時間の口コミを調べてみると、
- 15~30分くらい煮て自然に冷ます、というのを何度か繰り返す
- 30分~1時間くらい煮込む
- 前日に1時間くらい煮込んで、翌日温めながら少し煮る感じ
- 具材ごと別々に煮たり、段階的に煮たり
などさまざまです。
わが家では、その時の具材によって、段階的に煮たり、別々に煮たりしています。
大根は、別に煮ることが多いです。
ついつい長く煮込みたくなりますよね…。
しかし長時間煮込むと味がしみるのではなく、冷めた時に味しみるので(その他のテクニックは除いて)、長時間の煮込みはやめましょう。
焦げる原因にもなりますしね。
おでんは沸騰させないのがベスト?
私はあまり気にしていなかったのですが、おでんは沸騰させないのが理想なんだそう!
沸騰させてぐつぐつ煮ると、おでんの汁がにごるんですね。
大根やこんにゃく、牛すじなど、下茹でしたり少し煮込んだりして具材の準備をしたら…。
トロ火にして、先ほどの口コミのように「15~30分くらい煮て、火を止めて1時間以上置く」を数回くり返す方法が良さそうです。
味をしみこませるためにも、焦げないためにも、汁をにごらせないためにも。
次回作る時は、意識してみます!
ちなみに、練りものは、煮すぎると汁に味が全部出てしまい、練りもの自体の味が抜けてしまいます。
基本的には最後の方で。
でもその汁の味が好きな方もいるようなので、好みのタイミングで入れるといいですね。