小さな子供がいても、金銭的な事情で働かざるをえない場合もありますよね。
小さい子供がいても働きやすい仕事には、コールセンターやスーパー・ホームセンター、軽作業、飲食店などがあります。
また、託児所付きや、保育料補助金が出る仕事もあります。
「子供の急病で休むことになっても嫌な顔をされないか?」などを考えるとでも、働きたいのに、ためらってしまう。
子供の預け先も考えなくてはならない。
認可保育園に入れるまでは、無認可の保育園に預ける事も考えなくてはならないなど、悩みは尽きないと思います。
ここでは、小さな子供がいても安心して働ける仕事選びと職種のポイントを紹介いたします。
小さな子供がいても働ける仕事は?
小さな子供がいても働ける仕事には、次のような職種があります。
- コールセンター
- スーパーやホームセンター
- 軽作業
- 飲食店
では、それぞれどのような仕事なのか説明していきますね。
コールセンター
時給も高いので人気のある仕事のひとつです。
仕事は「受信業務」と「発信業務」に分かれます。受信業務はお客様よりかかってくる電話を受けて対応するお仕事です。
発信業務は商品やサービスをお客様に紹介をするお仕事です。
スーパーやホームセンター
レジや品出しや商品陳列や接客が主な仕事になります。
同じような職種にコンビニがありますね。
しかしコンビニは、1日に組まれているシフトの人数が限られています。
急に休まれると、その日に一緒に働くはずだった方にすごく迷惑をかけてしまいますので、避けた方がいいでしょう。
軽作業
軽作業と一口に言っても様々な業種があります。
例えば梱包や仕分け、ピッキングや入庫などありますが、「軽作業」とは軽いものを扱うという意味ではなく、「簡単な作業」という意味になります。
繰り返し作業になるので、繰り返し作業が苦にならず、接客が苦手という方に向いている仕事になります。
飲食店
大きなお店では「ホール」での仕事と「キッチン」での仕事に分けられます。
「ホール」でのお仕事は、お客様のご案内→注文の承り→配膳→会計→後片づけなど、接客中心の仕事内容となります。
「キッチン」での仕事は調理補助→食器洗浄→キッチンの清掃など、裏方業務中心となります。
上記にあげた職種は、求人に「未経験可・年齢学歴不問・急なお休み対応・短時間可」と小さな子供がいる、ママに安心な事が記載されていますので安心して下さいね。
ここで挙げた以外には、在宅でできるクラウドソーシングという仕事もあります。
外で働くほどの収入を得ることは難しいですが、すき間時間を活用してできる仕事もありますよ。
小さな子供がいても働ける仕事選びのポイント
小さな子供がいてもできる仕事選びには4つのポイントがあります。
- 急な休みにも対応してもらえるのか?
- 夫は協力してくれるのか?
- 自宅からの距離
- 夫の扶養範囲で働くのか否か
1つずつ見ていきましょう。
1)急な休みにも対応してもらえるのか?
小さな子供がいるママにとって一番心配なのは「子供の急病時の対応」ではないでしょうか?
子供が高熱を出して、仕事を休まねばならなくなり、職場に欠勤の電話をしたら、とても不愉快な声を出されてガチャっと電話を切られたという嫌な経験があります。
なので、急病時にも対応してもらえるかも、仕事を探すにあたって重要なポイントとなると思います。
2)夫は協力してくれるのか?
できる限り急な欠勤を避けたいのであれば、夫の休日と自分の休日がかぶらないようにし、夫の休日には子供を見てもらえるように、夫婦で話し合うことが必要です。
家事と育児の両立は大変です。
家事も分担するなどルールをあらかじめ決めておくことも必要です。
3)自宅からの距離
通勤時間も考慮しなければいけません。
通勤時間に時間がかかると、朝はバタバタで帰って来てからも慌ただしく、家事と育児の両立が難しくなってきます。
仕事をしようと思った時には家事と育児の両立を頑張ろうと思っていたのに、両立が難しくなって来ると、ストレスを抱えるようになってしまいますので、通勤時間を短縮し自宅から近い方が良いでしょう。
4)夫の扶養範囲内で働くのか否か
年収が130万円を超えると扶養から外れなくてはいけませんので、働き方も考慮する必要があります。
会社によっては年収106万円以上から社会保険に加入しなければならないところもあるので、そこも面接時に確認して下さいね。
正社員として働き、将来的にもずっと働き続けるなら別ですが、短期でのお仕事なら、働く時間、働く日数を考えなくてはなりません。
でも、年収が超えそうな時は会社側が調整してくれるので安心して下さいね。
子供連れで働ける仕事(託児所付きの仕事)を探すという方法もあり
小さな子供がいて働くには、預け先も考えなくてはなりませんよね。
認可保育園に入れるには、就労証明書が必要になります。
働きたいから預けたいのに、働いている証明書がないと認可保育園に預けられないなんて…と私も子供が小さい時に困った事がありました。
無認可保育園に入れるにも保育料が高くて、パートのお給料ほとんどが保育料になってしまって、働く意味がないなんて思った事もありました。
子供連れで働ける仕事(託児所付きの仕事)、もしくは保育料補助金が出る職種もありましたので詳しくご紹介しますね。
ヤクルトレディ
一部保育園がない地域もありますが、約6000円で預かってくれる保育所が職場の近くにあります。
仕事内容は、担当エリア内の決まったお客様や会社に商品を届けます。
ノルマはありませんが、新しいお客様を開拓するという意味で営業もありますので、人と話すのが好きな方には向いていると思います
介護職
介護職といっても、施設介護や病院介護、グループホーム、老健、デイサービスなど様々な業種があります。
大きな規模の施設や病院では保育所が併設されており、保育料補助があることが多いです。
無資格可というところもあり、先輩方がゆっくりと丁寧に教えてくれるので、興味がある方は応募してみてはいかがでしょうか?
会社によっては教育制度が充実していて、資格習得制度があるので将来的にも介護職をと考えているのであれば、おススメします。
ライン作業
主婦の求人に多いのは、お弁当やカップサラダなどを作る仕事です。
ベルトコンベアで流れて来る容器に食材を詰める係、計量を図る係、検品に分かれて作業するので、迅速さと丁寧さが求められる職種になります。
立ちっぱなしで体力的にしんどい事もありますが、慣れてくると流れに乗ってリズムが取れるようになるので、楽しいですよ。
まとめ
今回は小さな子供がいても働ける仕事と、おすすめの職種についてまとめました。
子供の発熱で欠勤の連絡をすると、不機嫌な声を出され電話を切られた事もあります。
「こっちも好きで休んでいるわけじゃないのに」なんて思った事も何度もありました。
私は、実際に子供が小さい時に、スーパー・ホームセンター・軽作業・ライン作業・介護職で働いた事があります。
子供を無認可保育園に預けて、認可保育園が空くのを待ちました。
でも、たくさんの人数が働いていて、同じように小さな子供を持つママさん達も働いていたので、急なお休みにも嫌な顔をされずに、協力し合って働けました。
小さな子供がいるうちは働ける時間や職種も限られて来ますが、ハンデを乗り越えて、ママも輝けるお仕事が見つかるよう応援しています。