2歳前後の子供は自我が育ち始め、反抗してくるようになります。
(イヤイヤ期ですね)
ご飯食べないでお菓子ばかり食べる、と悩むママも多いでしょう。
わが家にも、現在イヤイヤ期の3歳児がいます…。
子供がお菓子ばかり欲しがる場合は、時間と量を決めたり、他に何か夢中になれることを探してみましょう。
ご機嫌取りのお菓子はやめましょう。
子供が駄々をこねるからと言ってお菓子を与えると、またご飯を食べなくるし、悪循環ですよね。
食事も、食べなきゃダメ!とガミガミ言うのではなく、楽しく食べられるように工夫してあげましょう。
詳しくご紹介しますね。
2~3歳児がご飯食べないでお菓子ばかり欲しがる時の対処法
ではさっそく、ご飯を食べないでお菓子ばかり欲しがる、という子供への対処法をご紹介します。
私が実際に効果を感じたものです。
- 機嫌をとるためのお菓子をやめる
- お菓子の時間と量を決める
- お菓子以外に夢中になれることを探す
- 子供の前でお菓子を食べない
- 強い心を持つ
1つずつご説明しますね。
機嫌をとるためのお菓子をやめる
こどもが泣いたらその場をしのぐために、とりあえずお菓子を与えてやりすごす、なんてことをしていませんか?
(もちろん、私もしてました)
人に迷惑がかかったりどうしても仕方がない場合を除いて、泣いたらお菓子をあげるという習慣はやめるべきです。
理由は、子どもが泣けばお菓子がもらえると思ってしまうからです。
子供を泣き止ませるために必要なのはお菓子ではなく、説得です。
子供の機嫌をとるためだけのお菓子はやめましょう。
お菓子の時間と量を決める
お菓子しか食べないからと全くあげないのではなく、時間と量を決めて、それ以外はあげないようにするのがいいでしょう。
今まで食べていた大好きなものが急に食べられなくなってしまったら、子どもは気持ちの整理ができません。
より激しく反抗してくる可能性があります。
そりゃ、そうですよね。
たとえば、午前と午後に1回ずつ、ごはんの時間にちゃんとお腹が空くくらいの量にします。
ただし、決めた量では足りず「もっともっと!」と要求してくるかもしれません。
それを防ぐためにも、「今日の分はこれでおしまいだよ。」ときちんと説明しておくことがポイントです。
お菓子以外に夢中になれることを探す
子供がお菓子を食べたがるときは、一度気分転換してみるのもオススメです。
お菓子のことが頭から離れれば、欲しがることもありません。
私の息子も、家でダラダラ過ごしているときは「お菓子食べたい!何かちょうだい!」と一日中うるさいのに、外に出て公園で遊んでいるときは一切食べ物のことは言いません。
むしろ「疲れたからお菓子でも買って帰ろうか」と言っても、「いらない!もっと遊ぶ!」と言ってきます。
(これはこれで大変なんですが…笑)
公園だけでなく、子どもがお菓子のことを忘れられるような環境や、夢中になれる遊びを一緒に見つけてあげるのも良い方法だと思います。
子供の前で親がお菓子を食べない
親が家でお菓子ばかり食べていたら、子どもだってもちろん食べたがりますよね。
そこでダメとも言えないし、少しだけなら…という気持ちになりがちです。
もし食べたい場合は、絶対にばれないように食べるか、子どもと同じおやつの時間にだけ食べるようにしましょう。
子供は、思っている以上に親の行動を見て真似していますよ。
わが子の行動を叱る前に、自分自身の行動も一度見直してみましょう。
強い心を持つ
これが一番難しくて重要かもしれません。
いくらルールを決めても、何度説明しても、やっぱり子どもは自分の気持ちを抑えられず、泣いたり叩いたりしてくるかもしれません。
おそらく多くの子どもはするでしょう。
親も決心したとはいえ、可愛い我が子にお願いされたら「ちょっとだけだよ」とか言いたくなりますが、そこは心を鬼にしてダメとはっきり言いましょう。
子供に負けない強い心が必要です。
子供がイヤイヤ期でご飯食べない!食事のポイントは?
先ほどの対処法でお菓子の量が減れば、自然とご飯を食べるようになる子もいるでしょう。
そうなってほしいですが、そう簡単にはいかないですよね…。
ということで、イヤイヤ期でご飯食べない時の対処法についてもご紹介します。
- 行儀のことばかり言わない
- 食事に集中できる環境を整える
- 食事の時間を楽しくする
- おかしを与えすぎない
最後のお菓子については、省略しますね。
行儀のことばかり言わない
ご飯の時、子供の食べる姿を監視していませんか?
細かい行儀のことばかり注意していては、お互いにイライラするだけですよね。
注意したい気持ちをぐっと抑えて、食べられた時はちゃんと褒めましょう。
(もちろん、食べ物をひっくり返したり投げたりした時は、注意しないといけませんが)
子供に気持ちよくご飯を食べてもらえれば、きっと今より意欲的にご飯を食べてくれるはずですよ!
私も、「ほらちゃんとお茶碗もって」とか、「ちゃんと座ってって何回も言ってるじゃん」と、口うるさく言っていました。
でもある時、こんなに注意されながら食べるご飯は美味しくだろうな…と思ったんです。
「行儀なんて年齢を重ねればできるようになるだろうし、そんなに言わなくてもいいか」と、注意するのをやめました。
すると、息子も私の顔色をうかがうことなく食べられるからか、自由にガツガツ食べることが増えていきました!
食事に集中できる環境を整える
ご飯食べない子供に多い特徴として、「遊び食べをする」「食べるのに時間がかかる」がありますよね。
食事中に気になる事や物があると、子供はどうしても食事よりもそちらに興味が向いてしまいます。
たとえば、
- テレビを消す
- おもちゃは見えないところに片付ける
- 食材は食べやすい大きさに切る
- お腹を空かせておく
以上のようなことに気をつけて、子どもが食事に集中できる環境を作ってあげましょう。
また、食事の時間が長すぎると、子供は苦痛になってしまいます。
食べきるまで席を立たせたくないと思うかもしれませんが、30分を目安に切り上げましょう。
食事の時間を楽しくする
子供が食事の時間を楽しく過ごせるように工夫すると、積極的に食べるようになることもあります。
たとえば、
- 好きなキャラクターの食器を使う
- 苦手なものが食べられたらめちゃくちゃ褒める
- みんなで一緒に笑顔で食卓を囲む
私の息子も、見た目で嫌だと思ったものは絶対に食べませんでした。
しかしある時、苦手な野菜にアンパンマンのピックを刺して出した途端、喜んで食べていました。
子供って意外と単純なことで、食べてくれるようになるんですよね。
子供が喜ぶとみんなも笑顔になって、楽しい食卓になります。
イヤイヤ期 ご飯を食べないでお菓子ばかり! まとめ
子供がご飯を食べなかったりお菓子ばかり食べていると、栄養面など心配になりますよね。
そんな時は、子どもだけに厳しく制限やルールを設けるのではなく、どうしたら改善できるか解決方法を考えて、親も一緒に行動することが大切です。
家族が笑顔で楽しみながら食卓を囲むことって、基本的で簡単なように思います。
でも、意外とできていない家庭が多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
子どもが食事は楽しいものなんだと感じられるよう、日々工夫しましょう!