今回はオクラに続き、ねばねばがおいしい、モロヘイヤです。
モロヘイヤは高温多湿を好むので、日本の夏の気候に合い育てやすいと言われますが、この畑ではなんとか育つという感じです。
伸び伸びと柔らかく育ってほしいのですが、硬めの葉になってしまいます。
水に浸かってしまう畑では、この辺りが限界なのかもしれないです。
栄養価がとても高く、我が家では夏に欠かせない野菜なので、落花生と組み合わせてうまく育てていきたい作物です。
※ 温暖地、日当たりは良好で、水はけの悪い土地での栽培です。
モロヘイヤの栄養:最高の組み合わせは汁もの?
モロヘイヤは、緑黄色野菜の中でもずば抜けて栄養価が高いことから、緑黄色野菜の王様とも言われるそうです。
エジプトからきた健康野菜のモロヘイヤは、現代人に不足しがちなビタミンやミネラルを豊富に含む野菜で、
栄養豊富なイメージはあったのですが、初めて知りました。
昔から何も知らずにおいしいから食べている、という感じでした。
我が家の定番の食べ方をご紹介します。
葉を軽くゆでて、ザルに上げて冷ましたら、たたいてみじん切りにします。切ると粘りがでるようです。
みじん切りにせずに食べる方法もありますが、私が個人的にこれが好きなので、他の方法では食べていません。
1番のおすすめは、たたいたモロヘイヤをお椀に入れて、みそ汁を注いで混ぜて食べることです。
つけ麺の汁に混ぜるのもとてもおいしいです。
たたいたモロヘイヤにしょう油をかけて、そのまま食べるのもおいしいですし、それをご飯にのせて食べるのもおいしいです。
ねばねばの、オクラ、納豆、モロヘイヤ、長芋などを一緒にご飯にのせて食べるのもおいしいと思います。
お好み焼きに長芋のすりおろしを加える方も多いかと思うのですが、これをたたいたモロヘイヤに変えてもよいです。
モロヘイヤは冷凍保存しても味が変わらなかったので、たたいて冷凍しておくと大変便利です。
ゆでただけで冷凍して、食べる時にたたいても大丈夫です。
モロヘイヤ栽培の注意点は?
モロヘイヤの品種は1つだけです。
寒さに弱いので、十分温かくなってから植えます。
早くから苗が出回っていたのですが、朝晩の寒さで苗のうちに花をつけてしまう(種をつけて終わってしまう)、ということがありました。
オクラと同様に、トンネルで5月上旬、直まきで5月中~下旬辺りがまき時です。
大きく育つため、株間は40~50cmくらい必要になります。
モロヘイヤを栽培するには、種から育てるか購入苗を植え付けます。
自宅でポット育苗してから育ててもよいです。
4粒ほどまき、本葉が4~5枚の頃に定植します(2本立てくらいがよいと思います)。
早めに植えた場合は、朝晩冷えないように保温したり、部屋に入れるなどの対策が必要です。
私は落花生と混植しています。
落花生から栄養を頂き、株元の乾燥防止に役立ってくれるのではないかと考えているためです。
モロヘイヤの収穫から種採りまで
草丈が40~50cmくらいになったら収穫を開始します。
手で折れるくらいの茎を摘み取ります。食べるのは葉の部分です。
モロヘイヤの種採りは簡単です。
モロヘイヤは寒さにあうと花が着くようです。
黄色い小花が咲き、細長い緑のサヤができます。これが種になります。
そのままサヤが茶色になって枯れるのを待ち、サヤごと収穫して乾燥させます。
オクラと同様で、このまま来年まで置いてもいいですし、乾燥させたら中から種を取り出して保存するとよいです。
とてもたくさんの種が入っていますが、種は有毒なので誤って食べないように気をつけてください。
まとめ:栄養満点で夏も冬もおすすめの緑の野菜です
私の畑のように、極端に水はけが悪い土では栽培が少し難しいですが、基本的には暑さにも強く育てやすい作物だと思います。
とても栄養価が高く、夏の食欲がない時の栄養源としても最高だと思います。
大きく育つため、狭い場所では難しいかもしれませんが、畑のスペースが空いていればおすすめです。