子供の小学校入学の準備で、早めにお名前シールを注文しようと思った場合。
漢字とひらがな、どっちにするか悩んだら「ひらがな」をおすすめします。
小学校では「記名はひらがなで」と指定されることが多いからです。
漢字を注文した場合は、無駄になってしまうかもしれません!
小学校側は「ひらがな」での名前つけを指定
小学校の入学説明会の時。
娘が通う学校で「記名はひらがなでお願いします」と言われました。
この時、入学まで2ヶ月を切っていました。
入学の準備は、早ければ、年明け頃から始めますよね。
私も、早めに準備に取りかかった保護者の1人です。
名前シールは絶対に必要だろうと思い、納品までのタイムロスも考えて早めにネット注文していました。
幸い、私はひらがなで名前シールを作成していたので良かったのですが、もし漢字で注文していたら…と考えると、少しゾッとしました。
ということで、お名前シールを早めに購入するなら、ひらがなで注文しましょう!
(中学年では子供が自分で書くことが多いので、漢字のお名前シールは出番があまりありません)
名前つけはひらがながいい理由
小学校には、いろんな幼稚園や保育園の卒園児が集まります。
当然、それぞれの子供たちが通っていた園の方針もさまざま。
最近では、幼い頃から漢字に親しませるよう、名前書きは漢字で!という園も少なくありません。
そのような園に子供を通わせていたら、ひらがなで名前書きをすることに少し違和感を覚えるかもしれませんね。
でも、卒園まで漢字に触れさせていない園もたくさんあります。
漢字を学習するのは小学校入学後
そもそも、基本的に漢字を学習するのは、小学校入学後と位置付けられています。
なので、小学校入学時点で漢字を読めない子供がいるのは当然です。
むしろ大多数だと思います。
小学校入学後は、細かい文房具や教材など、今までより個人の持ち物が増えます。
入学直後の子供達は、たくさんの「自分の物」を管理する事にまだ慣れていません。
その結果、教室内には落し物が頻発します。
お友達が拾ってくれたとしても、漢字で名前が書いてあると読めないので、落とし主に返還できません。
このような事が発生するので、私の娘が通う小学校では「記名はひらがなでお願いします」と言われました。
お名前シールが大活躍するのは小学校2年生くらいまで!
小学校に入学したら漢字を習うんだから、読めないのは最初だけで、読めるようになるのは時間の問題じゃないの?
漢字で名前シールを作っていた方が、高学年になっても使えるし…と思うかもしれません。
しかし、お名前シールが活躍するのは小学2年生くらいまでです。
その後は、自分で記名することが多くなりますよ。
漢字を習うのは1年生の秋ころから
学校によって多少の差はあるかもしれませんが、我が子が小学校で漢字を習い始めたのは、1年生も半分程過ぎた秋頃でした。
夏休みに入るまでは、ゆっくり時間をかけてひらがなの練習。
その後、夏休み明けにサラッと片仮名の練習が終わると、ようやく漢字の学習が始まりました。
えっ?漢字を習い始めるのってこんなに遅かったかな?と驚いた記憶があります。
算数の教材を使うのは2年生くらいまで
腱鞘炎になるかと思うくらい、地味に大変な名前つけ。
記名量が一番多いのは、計算カードやブロックなど、算数の細々した教材です。
1つ1つ、必死に名前つけをしたその教材を使用して算数の勉強をするのは、2年生くらいまで。
2年生だと、まだ名前をひらがなで記入していても恥ずかしくない年頃ですよね。
そもそも、1年生で学習する漢字はわずか80字です。
2年生までに、名前の漢字全てを習う可能性は少ないのではないでしょうか。
結局、お友達が読めないという観点からも、ひらがなの名前シールが活躍するのです。
3年生になると自分名前を書くようになる
もちろん、3年生以降でも名前書きは発生しますが、1~2年生の時ほど大量ではありません。
しかも、3年生にもなると、新しい教材の配布時に子供自身に記名をさせる先生も多いです。
新学期最初の宿題は「教科書への名前書き」なんてパターンもよくあります。
親が記名する必要があるものは、1~2年生の時の余った名前シールを使ってもOK。
漢字で名前を書きたければ、手書きでも苦にならない程度の量になっています。
まとめ
振り返れば、名前つけに追われたのも良い思い出です。
私の場合は、名前シールを使用しましたが、細かい教材1つ1つにペタペタとシールを貼っていくのは、かなり骨の折れる作業でした。
シールでさえかなりの労力を使ったのに、手書きで記名される方の苦労を思うと、尊敬するばかりです。
大変な名前書きの作業ですが、ピカピカのランドセルを背負った、初々しく可愛い我が子の姿を想像しながら頑張りましょう!
小学校入学準備のお助けグッズである事には間違いない名前シール。
作成される場合は、「ひらがな」をオススメします!
私のように早めに準備に取り掛かる保護者の方がこの記事をご覧になることで、少しでも私の経験がお役に立つことが出来るのであれば嬉しく思います。