3月から「NHKプラス」という新しいサービスが試験的に始まりました。
パソコンやスマホアプリなどで、テレビ放送とほぼ同時に視聴でき、7日間の見逃し番組配信もあるという、便利で役立つサービスのようですね。
「NHKプラス」の申し込み・登録方法や、料金などはどうなのでしょうか?受信料以外に必要となるのでしょうか?
また、BS番組は放送されるのでしょうか?
NHKプラスとはPCやスマホアプリで視聴できるサービス
「NHKプラス」とは、総合テレビ・Eテレの番組を、パソコンやスマホ(アプリ)などで視聴できるサービスです。
本格的なスタートは4月1日の予定で、3月1日から試験的に運用を開始しています。
テレビとネットの同時配信は、NHKが民放に先立ちスタート。民放では秋以降に行われると言われています。
「NHKプラス」では、ネット環境があれば、総合テレビとEテレの番組をどこでも視聴可能です。特徴は以下の通りです。
- テレビ放送と同時配信(30秒ほどのタイムラグはあります)。配信時間は午前7時から翌日の午前0時まで(4月からは午前6時からとなります)。
- 番組放送中でも追いかけ再生ができる。
- 7日間の見逃し配信がある。見逃し配信は24時間視聴できます。
追いかけ再生は見逃し配信と同じようなことですが、通常、番組放送終了後に行われる見逃し配信が、放送中に行われるということですね。
【放送をお手元に🐓】
— NHK おはよう日本 公式 (@nhk_ohayou) March 2, 2020
高瀬アナがこん身の演技で
紹介する #NHKプラス 。
リアルタイムでも
見逃し番組配信でも
「おはよう日本」を
パソコンやスマホで
見ることができます。https://t.co/DWZss3NHt3
「プレイリスト」には#新型コロナウイルス に関する情報も
まとめられています。#高瀬耕造 pic.twitter.com/5odCPS5372
NHK受信契約者であればこれらのサービスを受けられますが、IDとパスワードが必要です。NHKの公式サイトから利用登録をすることで設定ができます。
登録なしの場合、配信中の番組を視聴することはできますが、上記2・3の見逃し配信を視聴できず不便です。
また、画面右下の方にメッセージが表示されているので番組が見づらいです。
※災害時には、メッセージ表示などの制限なしで、放送中の特設ニュースなどを配信するそうです(前述のように30秒ほどのタイムラグはあります)。
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NHK総合・Eテレを放送(BSなし)/ 追いかけ・見逃し配信もあり
くり返しになりますが、「NHKプラス」では、ネット環境があれば、総合テレビとEテレの番組をどこでも視聴可能です。
BS放送は配信されません。また、国外では視聴できません。
- テレビ放送と同時配信(30秒ほどのタイムラグはあります)。
- 番組放送中でも追いかけ再生ができる。
- 7日間の見逃し配信がある。
同時配信される番組は、埼玉県、千葉県、東京都および神奈川県の各区域を合わせた区域(南関東エリア)を対象としたものです。
※権利などの関係で、配信できない番組もあります。
※「NHKプラス」は「Internet Explorer」には対応していません。「Microsoft Edge」か「Google Chrome」を使用してください。
テレビ放送とほぼ同時配信
パソコンやスマホ、タブレットでテレビ放送と同時に視聴できます(30秒ほどのタイムラグあり)。
パソコンではブラウザから、スマホやタブレットの場合はアプリをダウンロードすれば視聴できます。
配信時間は午前7時~翌日の午前0時まで(4月からは午前6時からとなります)。
番組放送中でも追いかけ再生ができる
「NHKプラス」では、番組配信と同時に見逃し配信されるため、シークバー(画面下のバー)などを使って好きな所から見ることができます。
見逃し番組配信がある(約1週間)
総合テレビとEテレの番組を、24時間いつでも視聴できます。配信期間は番組放送後から7日間です。
「おはよう日本(7時台)、正午ニュース、ニュース7、ニュースウォッチ9」の見逃し配信では、ニュース項目を選んで視聴することもできます。
プレイリスト機能などもあり
「NHKプラス」では、「プレイリスト」「番組を探す」機能や、気になる番組をSNSやメールでシェアすることもできます。
「プレイリスト」では、見逃し番組がジャンルやテーマ別に並んでいます。ただし、自分だけのプレイリスト、お気に入り登録などはできません。
「番組を探す」では、見逃し番組を、日付やキーワードなどで検索できます。
動画再生時は「30秒進める」「10秒戻る」の機能はありますが、再生速度を変える機能はありません。
「NHKプラス」では、動画のダウンロード機能はないので、ネット環境がないと視聴できません。
NHKプラスの申し込み・ID登録方法や料金は?
「NHKプラス」を利用するには、NHKのホームページで受信契約者の氏名や住所、IDやパスワードを設定して申し込みをする必要があります。
「NHKプラス」がスタートした3月1日には、申し込みが殺到したため、一時新規の申し込みが止まるなどのトラブルも発生したようですが、現在は登録可能です。
NHKプラスの料金は?
「NHKプラス」は、受信料を財源とした放送を補充するサービスのため、受信料を払っていれば追加料金はかかりません。
ひとつの受信契約につき、IDは1つです。受信契約者と生計を同一にする人も利用できます。
1つのIDで5画面まで同時に視聴できます。
ちなみに、事業所(寮)のご契約はID登録の対象ではないということ。
NHKプラスの申し込み・ID登録方法
「NHKプラス」の申し込みは、
①公式サイトの「NHKプラスID利用申し込みはこちら」から、画面の指示に従い、メールアドレスを入力して送信。
②登録手続き用のメールが届くので、メール内のURLから手続きをします。
・NHKプラスID、パスワード
・秘密の質問と答え
・受信契約者氏名、住所
・電話番号(任意)、お客様番号(任意)
ID、パスワード、秘密の質問と答えは後から変更が可能です。
実際登録してみたのですが、IDとパスワード、秘密の質問と答えは忘れそうです…。家族で利用予定の場合はお気をつけください。
IDの登録が済めば、登録IDとパスワードでログインすることで、画面に出ていたメッセージは消え、すぐに「NHKプラス」のサービスが利用できるようになります(③の認証コード入力で登録完了です)。
スマホやタブレットでの視聴にはアプリが必要となります。
③1~3週間ほどでNHKからハガキが届くので、認証コードを入力して完了です(なりすまし防止のため)。
コードの入力には期限があるので注意してください。期限が切れたらもう一度最初からやり直しのようです。
【あの場面を何度でも】#NHKプラス を高瀬アナが
— NHK おはよう日本 公式 (@nhk_ohayou) March 10, 2020
スタジオ裏から紹介!
「おはよう日本」を
パソコンやスマホで
見ることができます。https://t.co/DWZss3NHt3#朝ドラ送り も
チェックできますよ!#高瀬耕造 pic.twitter.com/cQt6eAJCS2
ネット環境さえ整っていれば、いつでもどこでも見ることができます。テレビの前に行かなくても、ニュースなどがさっと見れて便利!
今までNHKの見逃し配信は、NHKオンデマンドで有料だったと思いますが(TVerでの配信も始めていますが数は少ない)、TVerなどのように約1週間の無料配信となったので、見逃してしまった場合とても助かります。
通勤時にNHKのニュースを見る事もできますし、子供番組に語学番組にと、何かと便利な予感。
災害時にスマホの電池さえあればNHKニュースが見れるのは安心です。受信料を払っている方なら追加料金もかからないので、登録をおすすめします。
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