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ねばねば丼もおいしいオクラの密植?栽培法

自然農のオクラ栽培 水はけの悪い土地・畑でも育つ野菜(自然農)
水はけの悪い土でも育つおすすめの野菜として、今回はオクラをご紹介したいと思います。  
オクラは、過湿に弱く、水はけのよい乾き気味の土が適していると言われますが、私の畑でも毎年十分に育ちます。
理由はわからないのですが、それだけ、丈夫な作物ということなのかと思います。
私はオクラが好きなので、予備も兼ねて多めに植えるのですが、毎年、食べきれないくらい収穫できます。
※ 温暖地、日当たりは良好で、水はけの悪い土地での栽培です。    
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オクラの種類や特徴

オクラには主に、五角オクラ、丸オクラ(島オクラや八丈オクラ)、花オクラ(花を食べるオクラ)などがあります。

丸オクラは、さやが長くなっても硬くなりにくいと言われているので、家庭菜園向きです。私も丸オクラを植えています。

 

オクラは、地温が十分上がらないと発芽してくれません。

しかも、オクラは、まっすぐ深く伸びる根を軸にして育つので、直まきをしないとうまく育ちません(苗では難しいと思います)。

私の畑では、5中~下旬辺りに種をまくのがベストです。

最近は、畝の半分だけ、トンネルで保温をして5上旬に植えて様子をみています。

畝の残り半分は5下旬に植えています。

オクラの種まきの準備、いろいろな栽培法がある?

準備として、まず周囲の草を刈ります。

種をまく辺りは、土の中の根を切るように、ザクザクと鎌を入れます

しっかり日を当てたいので、最初に刈っておくと、しばらく持つため後が楽です。

種をまく所だけを刈ると、すぐに草に埋もれてしまいます。

私の畑は水に浸かるので、効果はないと思うのですが、一応、植えるところは少し土を盛り上げて植えています。

 

種をまきます。

50cm間隔で、種を6~8粒くらいずつまき、土をかけてギュッと押さえるだけです。種をまいても、全てが発芽するわけではないようです。

私は、前年に採った種を撒いているのですが、山ほど種があるので10粒くらい撒いています。

10粒植えても、2~3粒しかうまく育たなかったりするので、この畑の場合は、土が影響しているのかもしれません。

もしくは、もぐらが動き回る時に種がどこかに行ってしまうのかもしれません。

私の畑にはもぐらが多いので、これは諦めるしかないです。

 

1ヶ所に1本で育てる方法から、6本くらいで育てる方法まで、様々な植え方があるので、8粒くらい撒いて、間引いたりせず、出てきた本数だけ育てればよいと思います。

1本立てで育てると、とても大きくなり(2mとか)、収穫が大変なようです。

本数を多くすると、背が低くなり、収穫もしやすく、実も硬くなりにくいそうです。

私は単純に、1本より、数本植えた方がたくさん収穫できてラッキーと思い、それ以来、この方法です。

高さが出ない分、風などにも倒れにくくて良いと思います。

株間を狭くする密植栽培もあるようです。

私は、株間にできれば落花生を植えたいので、50cmくらい開けて4本立てくらいで育てたいと思っています。

オクラのコンパニオンプランツや、栽培のポイントは?

夏野菜全般に言えることですが、初期の段階は特に、株元に日を当てたいので(地温を上げたい)、気がついたら苗の周りの草は刈るようにした方が良いです。

ある程度成長してきたら、オクラの茎を束ねるようにしています。4本立てなら、4本を束ねる、ということです。

こうすると、強風でも倒れにくいような気がします。

 

オクラのコンパニオンプランツとしてのおすすめは落花生です。

株間に植えるとよいと思います。

ただ、落花生はかなり茂るので、植える時期をなるべく遅くしないと、オクラに日が当たらなくなってしまうと思います。

オクラの収穫法と、収穫するときに注意することとは?

オクラの花はとてもきれいです。花が終わると、すぐに実が大きくなってきます。

オクラは成長が早く、できれば、週に3日くらいは収穫した方がよいです。

収穫はとても簡単です。ちょどよい大きさになったら、ハサミで切るだけです。

しぼんだ花が落ちずについている場合は、収穫のついでに取り除くと良いです。 


オクラを収穫する時は、その節の葉を切り落とすのが一般的なようですが、

緑の葉は、光合成をしていて、株にとって必要なので切り落とさない方が良い、という真逆の話もあるので難しいです。

私は知らずに切り落としていたのですが、問題なく育ちました。でも、必要なら切らない方がいいですよね。

密植栽培では、切り落とさないとあまりに混みあってしまうので、臨機応変に考えたらいいのかもしれません。

 

収穫時に気をつけることとして、オクラには小さなとげがあり、素手だとかなり痛いので、手袋があったほうが良いかもしれません。

私は、手袋がすぐ泥だらけになってしまうので素手で収穫するのですが、かなり痛いです。

板ずりをしてゆでても、食べると口の中で痛いということがありましたが、

とげについては、本などに書いていなかったので、水はけの悪い土が影響しているのかもしれません。

オクラの種採りは簡単なのでおすすめです

オクラの栽培では種を多めにまくため、種採りをしたほうが良いと思います(とても簡単なので)。

種を採る予定があるならば、在来種や固定種を植えると良いです。

交配種、F1種は、次の年に違う性質になってしまうかもしれないため、種採りには適していません。  


オクラの種採りはとても簡単です。

オクラを収穫するときに、これだと思う健康なオクラを、収穫せずに数本残しておきます。

すると、秋に種になるので、さやがカラカラになったら、さやごと取って完全に乾くまで置いてから中の種を取り出すか、さやのまま保存すればよいです。

私は、忙しくてさやごと放置していたのですが問題なく育ちました。そのくらい簡単です。

 

種全般に言えることですが、封筒などに入れて冷蔵庫で保存すると数年持ちます。

野菜室は、湿度が高いので適していないと思います。

種には寿命があり、1年くらいしか持たないものもありますが、冷蔵庫で保存するとかなり持ちます。

まとめ:オクラは水はけが悪い土でも十分に育ちます

オクラは丈夫なので育てやすい作物だと思います。

種採りも簡単なので、おすすめです。

オクラは水はけが悪い土でも十分育ち、長い期間収穫を楽しめます。  

同じねばねばの、納豆や長芋とのどんぶりもおいしいです(しらすや海苔を添えて)。

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