ヘルシーで栄養満点のサラダチキンは、意外と簡単なので家で作る方も多いと思います。
ただ、自分で作るときの難点は、いつまで持つのか、その賞味期限が分かりにくいことです。
(肉製品は、食中毒も心配ですし)
そこで、自作のサラダチキンがどれくらい持つのか調べました。
その結果、作った後3日までが、食べるのに適した期限だとわかりました。
ただ、季節や保存方法によって持ち期間は変わります。
そこで、自家製サラダチキンを美味しく、そして安全に楽しむためのポイントをいくつかご紹介します。
自作サラダチキン、どれくらい保存できる?
健康に良くて美味しいサラダチキン。
家で作る場合、賞味期限は割と短めです。
冷蔵での保存期間
季節によって冷蔵での持ち期間は変わります。
- 春・秋・冬:3~5日
- 夏:2~3日
味付けによっても変わりますが、一般的に冷蔵保存で2~5日が目安です。
夏は特に注意が必要で、高温で冷蔵庫内の温度も上がりやすいです。
このため、夏は作ったらできるだけ早く冷蔵庫へ入れ、早めに食べきるようにしましょう。
冷凍での保存期間
冷凍すると、季節に関わらず大体1ヶ月は持ちます。
手作りのサラダチキンは冷凍しても大丈夫です。
2~3日で食べきれない時は、早めに冷凍庫へ。
ただし、冷凍していても時間が経つと味は落ちてきます。
なるべく、2週間以内に食べ切るようにすると良いでしょう。
自作サラダチキンの保存テクニック
自作サラダチキンの最適な保管方法をご紹介します。
冷蔵での保管
サラダチキンを冷蔵庫で保管する際は、キッチンラップできちんと包んでから、空気を遮断できる容器やジップロックに入れてください。
これにより、鮮度を長く保つことができます。
冷凍での保管
冷凍保存する前に、サラダチキンの表面の水気をキッチンペーパーで拭き取りましょう。
手で触れると細菌が繁殖しやすくなるので、肉を直接手で触らない方がよいです。
ビニール手袋を使って衛生的に扱うことを推奨します。
ラップでサラダチキンを密閉状態にしてから、ジップロックバッグに入れ、できるだけ空気を抜いて冷凍庫へ。
なお、冷蔵でも冷凍でも保存する前にはサラダチキンが十分に冷めていることを確認してください。
特に冷凍の場合、まだ温かい状態で保管すると冷凍庫内の温度や湿度が急激に変わり、サラダチキンの表面に水滴ができて味が落ちることがあります。
自家製サラダチキンの解凍方法について
冷凍したサラダチキンの解凍方法にはいくつかありますが、自然解凍が一番おすすめです。
自然解凍のコツ
自然解凍は、冷凍庫からサラダチキンを取り出し、冷蔵庫でじっくりと解凍させる方法です。
時間はかかりますが、この方法だと肉汁の流出が抑えられ、うま味を逃がさずに済みます。
ただし、自然解凍には時間がかかるため、夕食に使いたいときは、朝から冷蔵庫に移しておくと良いでしょう。
流水を利用した速解凍方法
時間がないときに便利なのが、流水を使った速解凍法です。
保存していたジップロック入りのサラダチキンをボウルに置き、水道の水をかけながら解凍します。
この方法は自然解凍より速くできますが、水道代もかかるし、ジップロックの中に水が入る可能性があるので気をつけてください。
自然解凍だと時間が足りない時に試してみると良いでしょう。
電子レンジ解凍の注意点
電子レンジでの解凍方法は推奨されていません。
サラダチキンをレンジで加熱すると、急激に温度が上がり、肉汁が多く出てしまい、肉が固くなり、味も損なわれます。
急いでいて他の解凍方法が間に合わない場合は、ジップロックから取り出し、ラップを外してキッチンペーパーを敷いた皿に乗せ、低温で加熱しながら様子を見て解凍してください。
レンジを使う際には、加熱し過ぎないように注意しましょう。
手作りサラダチキンの腐敗サイン
自家製サラダチキンが腐ると、見た目や匂いにはっきりとした変化が現れます。
例えば、数日間冷蔵庫に保管した後に食べようとした際に、不快な酸っぱい匂いや苦味、または説明しにくい変な味が感じられることがあります。
このような違和感があれば、残念ですが食べるのをやめ、捨てるべきです。
古くなったサラダチキンを食べることは健康にリスクがあるので、食べる前には見た目や匂いをしっかり確認しましょう。
サラダチキンの見た目でわかる腐敗の兆候
サラダチキンが腐敗し始めると、外見に変わりが出てきます。
具体的には、表面が黄色く変色したり、黒い点が現れることがあります。
これらはカビの発生を示唆しています。
また、サラダチキンを箸やナイフでつかんだ時にネバネバとした感じや糸が引く現象が見られたら、それも腐敗の徴候です。
しかし、見た目に異常がない場合でも、安全であるとは限りません。
外見に変化が見られなくても、臭いや味がおかしくなっている場合は腐敗している可能性があります。
特に、長期間保存したサラダチキンの場合、食べる前には不快な臭いがないか確かめることが大切です。
異臭の発生
腐敗が進んだサラダチキンは、酸っぱい臭いや腐敗臭を放つことがあります。
何か臭いが普段と異なると感じたら、そのサラダチキンは食べない方が良いでしょう。
味の変化
腐ったサラダチキンを食べると、味覚には個人差がありますが、普段とは違う味がすることが多いです。
見た目に問題がなくても、腐敗していれば味や臭いに変わりがあるため、注意が必要です。
まとめ
手作りサラダチキンは、その健康的で美味しい特性に加え、簡単かつコスト効率の良い料理法として人気がありますね。
しかし、サラダチキンは保存期間が長いとは言えません。
冷蔵庫ではだいたい3日間が賞味期限の目安で、冷凍保存の場合は2週間から1ヶ月程度が適切です。
お得な鶏肉を手に入れた時、つい多く調理してしまうこともありますが、ラップやジップロックを使って丁寧に包んで冷凍すると、かなり持ちが良くなります。
ただ、ここで述べた賞味期限は私の家庭での経験に基づくものなので、冷凍したサラダチキンもなるべく早めに食べることを推奨します。
早めに食べるほうが、味の劣化を抑え、美味しく楽しむことができますよ。