水はけの悪い土での栽培(自然農)

煮物に欠かせない、とろりとおいしく保存も簡単な里芋

投稿日:2019年9月30日 更新日:

こんにちは、つぶ です。

今回は、まさに、これからが旬の里芋をご紹介したいと思います。


里芋は湿った土地を好む作物なので(乾燥は苦手)、水はけの悪い土での栽培に向いている野菜です。

栽培期間が長く、植えるスペースも必要なので、狭い畑での栽培は難しいかもしれませんが、あまり手をかけなくても育ちます。

私とって最大の魅力は、長い期間楽しめることです。

里芋を植えると、10月頃~4月頃まで、少しずつ収穫ができます。いつでも収穫ができるので、お店で買い忘れて困る、ということがありません。

そして、残った里芋は、種芋として翌年植えることができるため、種芋を買いに行かなくてもいいですし、お金もかかりません。

とってもエコな作物です。

※ 温暖地、日当たりは良好で、水はけの悪い土地での栽培です。

 

スポンサーリンク

里芋の品種や性質、おすすめの組み合わせは?

里芋には、石川早生、土垂(どたれ)、京芋、海老芋、八ヶ頭など、様々な種類があります。

八つ頭の茎は、ずいきと呼ばれ、煮物などに使われます。


種芋(植えた芋のこと)の上に、芋ができ(これを親芋と呼ぶ)、そして親芋の周りに、子芋がたくさんできます。子芋の周りには孫いもができます。

1個の種芋が、こんなにたくさん増えるなんて、とてもお得な感じです。


里芋は、品種によって、食べる部分が異なり、

・主に子芋を食べる品種(石川早生、土垂など)
・親芋を食たべる品種(京芋)
・親芋と子芋を食べる品種(海老芋、八つ頭など)

と分類されているようですが、私が育てている石川早生や土垂の親芋も、十分食べることができました。

でも、ちょっと固くて苦手なら、親芋を、翌年の種芋として植えることができます。無駄がなくてすばらしいと思います。

 

里芋の栽培には、肥えた土が向いているようですが、私のやせた畑でも、家庭で食べるには十分です。

枝豆の記事に書いたように、枝豆や落花生を一緒に植えると、育ちがよくなると思います(コンパニオンプランツ)。

また、里芋が作る日陰を利用して、ショウガを一緒に植えるのもよいです(これも、コンパニオンプランツです)。

 

スポンサーリンク

里芋の栽培法と、収穫のコツとは?

4月頃、深めに穴を掘って(20cmくらい)、手ごろな大きさの里芋を埋めるだけ

50~60cm間隔で植えます。試していませんが、もっと狭い間隔でも大丈夫だと思います。

種芋を植える向きは、芽が出る方(尖った方です)を上にしてもいいですし、逆さや横向きにして植える方法もあります。

親芋を種芋として植える場合は、40~60gくらいに切り分けて植えるといいようです(切らない場合は、逆さ植えがいいようです)。

 

土を軽くかけて、成長してきたら、残った土を少しずつ寄せていくと良いです。

深く植える理由は、里芋は、種芋の上に、親芋ができて、その周りに子芋、孫芋ができるため、種芋の上にスペースが必要だからです。

日が当たるように、少しずつ埋めて行くのがよいですが、そこまでお世話ができなければ、全部土をかけてしまっても大丈夫です。

 

私の畑では、毎年、芽が出てくるのが6月近くになってしまうので、できれば、

3月下旬辺りに、あらかじめ、コンテナなどに仮植えをして温かい場所に置き、芽出しをするとよいです(しょうがも一緒芽出しをすると効率がよい)。

植える場所を準備したり、乾燥しないように気をつけないとならないため、例によってズボラな私は、芽出しをせずに植えています。

毎年植えていると、収穫し損ねた里芋から芽が出てきます。堀った芋を植えるより、自然に出てくる芋の方が早いような気がします。

自然に出てきた芋も、もったいないので、掘り出して空いた場所に植えています。

あちこちで芽が出てきて、植える場所を探すことに、毎年苦戦しています。

 

成長してきて、数本芽が出でしまったら、太い1本を残して引き抜きます。

成長してくると、子芋からも芽が出てくるので、気がついたら切るようにします。

ズイキ(八つ頭の茎)の収穫は、8月ころです。外側の茎を、1株から少しずつ、かき取って収穫します。

 

夏は、草がボーボーになるので、草を刈り、株元に敷いています。猛暑には、土がむき出しになるよりも草がある方が、夏の暑さから子芋・孫芋を守ることができるかなと思います。

 

10月ころから試し堀りして、おいしそうな芋ができていれば収穫できます。

早生の品種なら、9月下旬から収穫できるかと思いますが、長く置いた方が、おいしくなるのかなと思います(食べ比べていないのでわからないのですが)。

 

そのまま置くと、冬に葉が枯れて、植えた場所がわからなくなり、収穫しそびれてしまうので、目印にネームプレートを立てています。

 

里芋を1株収穫して、その穴に1個、収穫した里芋を植えておけば、収穫と同時に、翌年の植え付けを済ませることも可能です。

この時も、どこに植えたかわからなくならないように、目印をつけておくのがお薦めです。

去年は、収穫が遅くなってしまい、食べ切れないほどたくさんの里芋が収穫できました。

煮っころがしに、お味噌汁の具に、筑前煮に、と定番メニューでは食べきれず、から揚げ、グラタン、コロッケ・・・と、新しいメニューに出会えました。

 

まとめ:里芋はエンドレスで楽しめます

里芋は、水はけの悪い土に適した作物で、枝豆や落花生と植えると、とても効率よく育てられます。

育て方も簡単で、10月から3月まで畑で保存しながら収穫することができる上、残った芋が翌年の種芋になるため、エンドレスで楽しめます。

スポンサーリンク

-水はけの悪い土での栽培(自然農)

執筆者:

関連記事

栽培記録をまとめよう

ズボラ自然農でスムーズに畑仕事をするためにしていること

こんにちは、つぶ です。家庭菜園で、できるだけ失敗をなくし効率よく畑仕事をするには、菜園計画を立て、記録を取り、見直して行くことが大切だと思います。 ズボラ自然農ができるのは、悪条件のために切り捨てて …

自然農の四角豆栽培

育てやすく夏の貴重な緑の野菜まだありました独特の姿の四角豆

こんにちは、つぶ です。 インゲン・ササゲに続いての豆つながりで四角豆をご紹介します。 栽培法はほぼ同じです。 夏の貴重な緑の野菜ですが10月まで収穫できます。   ※ 温暖地、日当たりは良好で、水は …

自然農のネギ栽培

ネギを年中収穫したい。ネギのエンドレス栽培法

こんにちは、つぶ です。 今回はネギです。と言いながら、ネギってよくわかりません。多分私だけなのでしょうが、ネギの苗は、ほぼ年中売っているのに本を見ると植える時期が決まっているので、なぜ???という感 …

自然農のインゲン(サヤインゲン)栽培

栽培は簡単ですが水はけの悪い土では難しいインゲン(サヤインゲン)

こんにちは、つぶ です。 今回は水はけの悪い土では栽培が難しい、インゲンについてご紹介したいと思います。 サヤインゲンは何度も挑戦するのですが、ほとんどうまく行きません、というかほぼ全滅でした。 その …

自然農のしそ栽培

しそで夏にさわやかな香りを彩りを。秋にはしその実を

こんにちは、つぶ です。    暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、今年は、10月に入ってもまだ暑いですね。   田畑に自生する彼岸花も、いつもより開花が2週間ほど遅い感じ …