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しそで夏にさわやかな香りを彩りを。秋にはしその実を

自然農のしそ栽培 水はけの悪い土地・畑でも育つ野菜(自然農)
水はけの悪い土でも育つおすすめの野菜として、今回はしそをご紹介したいと思います。
しそは、どんな土でも育ち、1度、種がつくまで育てれば、翌年からはこぼれ種で必ず出てくるのでとても便利です。
 
苗を買ってきて植えるのがお手軽です。
 
こぼれ種で育つなんて、すぼらな私には最高の響きです。  
 
たらこパスタにのせたり、薬味にしたり、・・・と、香りや色が、料理を引き立たせます。ちょっと使いたいときにあると便利です。
 
2年目からは完全に放任で育つため、スペースに余裕があればおすすめの作物です。
 

※ 温暖地、日当たりは良好で、水はけの悪い土地での栽培です。

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しその種類や特徴

みなさんご存じのように、しそには、青じそ、赤じそ、ちりめんじそなどがあります。
大葉として風味、薬味とする青じそ、しそジュース(赤でも青でも)や、梅干しを漬ける時に使われる赤じそ、
そして、しそは、葉だけでなく、花芽(穂じそ・・刺身のツマなど)や、種(実じそ)も食べることができます。
梅を漬けるのは、多少手間がかかりますが、実じそのしょうゆ漬けなどは、自宅でも簡単に作ることができます(ごはんのお供になります)。
赤じそを使って梅干しをつける時にできる赤梅酢は、ショウガを漬けたり、酢のように使ったり、用途がたくさんあります。酢飯に使ってもおいしいです。塩が濃いので、日持ちもします。
梅と漬けこんだ葉は、乾燥させてゆかりを作ることもできます。
私は青じそが好きなのですが、食べきれない程、たくさん自生します。
 
何のお手入れも要らないので、本当に簡単でよいのですが、大葉は、夏の間しか食べられないのが残念です。
 
しょうゆ、ゴマ油、すりごま、唐辛子などに漬けるだけで、とてもおいしいご飯のお供になります(キムチのような味で、ごはんがすすんで困ります)。
 
青じそや、みょうがや、ネギなどのみじん切りを、お好みの味噌に混ぜ込んだものも、ご飯のお供にとてもおいしいです。
 
ジェノベーゼをバジルの代わりにしそで作ることもできます(同じシソ科の植物です)。
 
・・・個人的には、やはりバジルの方が好きです。
ちなみに、バジルも丈夫なので、苗を買ってきて(種でもいいのですが、たくさんはいらないと思うので)、植えればいいだけですが、しそのように、翌年こぼれ種では出てきませんでした。

しその栽培法:1年目だけ苗を買いましょう

ずばり、苗を買って、植えるだけです。
なぜか、最初の1回が意外とうまく育たなかったりしますが、何度か苗を購入して挑戦すると良いです。
 
種がついても放っておけば、翌年からは、勝手に出てくるので、何もする必要がありません。
 
気が付いた時に、混みあったところを間引けばよいです。
 
ある程度大きくなったら、必要なだけ摘んで収穫します。
 
1度できるようになれば、土を選ばず、どこでも育ちますが、乾燥しすぎると葉が固くなるそうです。
 
日陰でも良く育ちます。
日陰の方が良く育つような気がするのですが、日当たりが良い私の畑でも、すくすくと育ちます(かなり大きくなります)。
もちろん、このまま置いて、種を取ることも簡単ですが、同じ土地で育てるのであれば、種がついたまま放置しておくか、種がついたら刈り取って、翌年生えてほしい場所に広げておけばよいです。
最近は、しその葉以外は収穫していませんが、葉以外を収穫するのであれば、
  • 穂じそは、穂の下半分が開花の頃に収穫し
  • 実じそは、穂の上に少し花が残っているときに、しごいて収穫します。
実じそは、塩漬けやしょうゆ漬けにすれば、日持ちもするので、重宝すると思います。書いていたら、食べたくなってきました。

しその栽培法における注意点(受粉について)

青じそ、赤じそ、バジルを一緒に植える時には、注意が必要です。
植物には、
  • 自らの花粉で受粉しやすいもの(自家受粉という)
  • 他からの花粉でないと 受粉しにくいもの(他家受粉という)
  • その中間のもの
があります。
 
他家受粉する野菜は、近くに異なる品種があると、混ざってしまうことがある(交雑という)ので、注意が必要です。
交雑しやすい代表は、アブラナ科の植物です。
しそ科( 青じそ、赤じそ、バジル など)は交雑しやすいため、近くに植えていると、混ざってしまう可能性があります。
両方植える場合は、遠くに離して植えるか、花がつく前にどちらかを刈り取るなどの対策が必要です。

まとめ :しそは放任栽培ができるのでおすすめです

暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、今年は、10月に入ってもまだ暑いですね。
田畑に自生する彼岸花も、いつもより開花が2週間ほど遅い感じがします。

しそは、葉も、実も食べることができ、大変用途が広いです。

その栽培法はとても簡単で、土を選ばず、日陰でも育ち、2年目からはこぼれ種で育つという、誰でも簡単に育てられるおすすめの作物です。

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