こんにちは、つぶ です。畑(自然農)が大好きです。
自然農のある暮らしに憧れ、ご近所さんに土地をお借りしてから、10年以上経ちました。
日の出と共に、毎朝1~2時間、すぐ近くの畑に通っています。
今回は、自然農について簡単にご紹介したいと思います。
ズボラな自然農をしています
家庭菜園で野菜を作ると、草刈り、種まき、間引き、土寄せ、支柱立てたり縛ったり、収穫、収穫後の処理、種とり、保存、調理・・・など、たくさんの工程があります。
そして、いくつもの野菜を植えるため、これらが同時進行で行われます。
- 気合い入れて早起きしたら雨だったり
- 寝坊したり・・・
- ずっと雨が続いたり(今年はまさにそうでした)
と、畑仕事は天候にかなり左右されて、思うように進みません。
やることが山積みなのに、気づいたら草ぼーぼーになっています。
このように、時間に限りがあり、天候にも左右されるため、とにかく抜けるところは手を抜く、ズボラな自然農を目指しています。
自然農に目覚めた理由は、ごみ問題?
私がそもそも自然農に目覚めたのは、25歳くらいの頃です。
そのころは、仕事が忙しく、1人暮らしの私は、毎日、コンビニで夕飯を買って帰ることが多くなっていました。
それまでがほぼ自炊だったため、あまりのゴミの多さにショックを受けました。とても罪悪感を感じました。
毎日、こんなにゴミばかり出して大丈夫なのだろうか?ゴミを減らせる方法はないのだろうか?と。
そんな時、たまたまテレビで見かけた自然農を見て(その時は自然農だということを知らずに見ていました)、自給自足のような生活に憧れたりしていました。
その後、腰を痛めてしまい、実家に暮らすようになったのですが、畑をしたい、という夢を諦めらませんでした。
自然農は、基本的には耕さない農法なので、腰が悪くてもできるはずだと思い、散歩をしながら、畑を持っていそうなおばあさんに声をかけると、あっさり空いている畑を借りることができました。
その頃は、自然農はあまり知られておらず、少ない本で勉強していたので、「耕さないで放任でいい」と、かなり本気で思っていました。
その通りに植えてみたのですが、うまくいきません。
私が借りた畑は、貸して下さったおばあさんの畑の1部だったので、おばあさんとしては、草ぼーぼーというのが納得いかなかったようで(当然です)、
いつの間にか、草を刈ってくれていたり(ご厚意です)、
そしてまた、畑探しが始まり、今の場所に移りました。
自然農とは? ズボラなのでおおざっぱにいきます
自然農を簡単に説明すると、無農薬・無肥料での栽培です(化学肥料も有機肥料も使用しません) 。
耕さない農法で知られていますが、耕す方法もあり、
自然農法、自然菜園、自然栽培など呼び方もいくつかあります。
私は、呼び方にこだわりはないので、ここでは自然農で統一させていただきました。
私が始めた頃は、自然農はまだ、あまり普及していなかったので、少ない本を手掛かりに、わくわくしながら栽培計画を立て、思いつく限りの野菜を植えました。
前の畑で、さすがに、耕さない放任栽培、というのは間違っているという事はわかっていたのですが、それでも全くうまくいきませんでした。
私がお借りしている土地は、
6~8月あたりは、かなりの確率で水が浸み込んでくるため非常に水はけが悪く、
高畝にしたり、通路に緑肥ミックスを植えてみたり、
毎年、色々試しましたが、
自然農はすばらしい所だらけです
自然農は、
①無農薬、無肥料なので、
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- 安全で、丈夫で、栄養たっぷりで、生命力に満ちた野菜が採れます
- お金がかかりません
- 土や水を汚しません
- たぶん、虫たちも居心地がよいと思います
② 腰痛持ちや、高齢になっても続けられます。
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- 野菜の生育の妨げになる場合にしか雑草を刈らないこと
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基本的には、土を耕さないこと(個人的には、
土を耕した方がよい場合もあると思っています) - よっぽどのことがない限り、水やりの必要がないこと
により、自然農は、腰への負担が少なく、腰痛持ちや、高齢になっても続けられると思います。実際、腰が悪い私でも、ここまで続けることができました。
③ゴミが減らせます(お惣菜のゴミ、野菜の包装紙、など)。
④種採りまで行えば、年々、その土地に合った品種になっていきます。
まとめ:やっぱり自然農はすばらしい
現在、私の畑では、限られたものしか育てることができませんが 、安全で栄養たっぷりの野菜が食べられるというのは、とても良いことだと思います。
実際は、日々の暮らしに追われて、ごみ問題や、環境問題などを意識しながら生活しているわけではなく、家庭菜園のレベルなので、土や水をきれいにできるのも、ほんのわずかだと思うのですが、気楽に、気長に、これからもズボラな自然農を続けていきたいと思います。